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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2009年1月号 2009年2月号 2009年3月号 2009年4月号
2009年5月号 2009年6月号 2009年7月号 2009年8月号
2009年9月号 2009年10月号 2009年11月号 2009年12月号
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 『不動産フォーラム21』最新号の内容は…
  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2009年3月号 モード学園コクーンタワー

『不動産フォーラム21』2009年3月号表紙

新宿駅西口に異形のビルが完成したのは、2008年秋のことだ。建設中からその特異なフォルムが露になるにつれ、行き交う人々の関心も次第に大きく膨らんできた。
つい見上げてしまう、その異形のビルは、『モード学園コクーンタワー』である。その名のとおり、生糸をまとった繭(コクーン)を垂直方向に立てたようなビルには、学校法人モード学園(ファッション系)、HAL東京(IT・デジタルコンテンツ系)、首都医校(医療福祉系)の3つの専修学校が入り、約1万人の学生を収容する。
当地は旧朝日生命本社ビルがあったところで、JR新宿駅西口駅前と西に続く超高層ビル街との間に位置しながら、街の中で明確なアイデンティティーを示すことができず、ともすると周辺の老朽化したビルとともに埋没しがちな一角であった。
そこに、人々の耳目を惹くユニークなデザインのビルが建ったことで、西新宿超高層ビル街へのシティゲートとしての位置づけが明確になったといってもよいだろう。
なお、当ビルは都市再生特別地区※)の決定を受け、1370%の容積を獲得している。

コクーンタワー

平面図 Before

平面図 After

物件名称 : モード学園コクーンタワー
用途 : 専修学校、店舗、ホール、駐車場
所在 : 東京都新宿区西新宿一丁目7番3号
竣工 : 2008年10月
敷地面積 : 5,172.27㎡
延床面積 : 80,865.42㎡
階数 : 地上50階、地下3階、塔屋2階
高さ : 203.65m
建築主 : 学校法人モード学園
設計 : 丹下都市建築設計

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント 建築設計本部都市計画グループ部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)都市再生特別地区 : 都市再生特別措置法により設けられた地域地区。都市再生緊急整備地域のうち、都市の再生に貢献し、土地の合理的かつ健全な高度利用を図る特別の用途、容積、高さ、配列等の建築物の建築を誘導する必要があると認められる区域について、都市計画に都市再生特別地区を定めることができる。都道府県が都市計画の手続きを経て決定するが、都市開発事業者による提案が可能とされている。誘導すべき用途(用途規制の特例が必要な場合のみ)、容積率の最高限度(400%以上)及び最低限度、建ぺい率の最高限度、建築面積の最低限度、高さの最高限度、壁面の位置の制限を、既存の用途地域等に基づく規制にとらわれずに定めることができる。

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