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『不動産フォーラム21』 今月の表紙(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。
『不動産フォーラム21』最新号の内容は… 2009年12月号 有楽町イトシア霞が関の官庁街、丸の内のオフィス街、銀座の繁華街といったわが国を代表するそれぞれの街を結ぶ東京都心の枢要な位置にあるこの辺りに対して、駅前整備を目的とする都市計画が決定されたのは戦後間もない1947年のことだった。さらに62年には新幹線計画に伴う計画変更と駅前広場整備事業の決定がなされるなど、早くから都市基盤の充実が望まれていたにもかかわらず、その後は東京交通会館の建設や一部の街路が整備されたにとどまり、長らく多くの各種整備計画が手つかずの状況にあった。 物件名称 : 有楽町イトシア 写真・図版・文 大場雅仁 ※)カーテンウォール(curtain wall) : カーテンのように軽くて吊るされているような壁という意味で、建物の荷重を直接負担しない非耐力壁のこと。直訳して「帳壁」ともいう。主に外壁について用いられる言葉で、同様に非耐力壁である間仕切り壁をカーテンウォールとはいわない。高層建築の普及に伴い技術開発が進み、デザインの自由度も高まっている。構造躯体への荷重負担が軽減されるとともに、部材を工場生産することにより工期も短縮される。また、高所での作業を減らすことが可能となり、仮設足場も不要になるなどのメリットがある。 |