ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2011年3月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

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  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2011年3月号 ひぐらしの里

『不動産フォーラム21』2011年3月号表紙

世界でも稀に見る巨大都市東京。それを支える都市基盤のひとつである山手線は、そのほとんどの駅が他路線との乗換駅として機能している。日暮里駅もそのうちのひとつであり、2008年の日暮里・舎人ライナー※)の開業により、さらに交通結節点としての機能が強化された。
日暮里駅周辺は戦災復興区画整理事業により復興が進められた地域であり、また戦後の露店から発展した駄菓子問屋街が形成され、昭和50年代まで賑わいがあった。しかし、時代の流れとともに駄菓子問屋は減少し、駅前商業地としての連続した魅力ある空間が失われていった。そんな中で東京都による日暮里舎人ライナー整備を契機に市街地再開発事業により街区の一体的な整備が進められることとなった。
当地区は事業の進捗に応じて3地区に分けて事業が進められた。各地区の整備に併せて3階レベルで歩行者連絡デッキにより街区間を接続することで歩行者空間の連続性と回遊性が生まれた。また中央地区にあった菓子問屋街の店舗のうち、2店舗が新しい建物に入居することで地域の資産が新たに受け継がれている。

ひぐらしの里

map

bloc plan

物件名称 : ひぐらしの里
用 途 : 住宅、オフィス、店舗、駐車場
所 在 : 東京都荒川区西日暮里二丁目19番他
竣 工 : 2009年10月
敷地面積 : 西地区:1,765㎡、中央地区:3,886㎡、北地区:3,093㎡
建築面積 : 西地区:1,222㎡、中央地区:3,070㎡、北地区:2,253㎡
延床面積 : 西地区:22,197㎡、中央地区:52,575㎡、3街区:42,595㎡
階 数 : 西地区:地上25階地下2階、中央地区:地上40階地下2階、
       北地区:地上36階地下2階
高 さ : 西地区94m、中央地区153m、北地区139m
建築主 : ひぐらしの里西地区市街地再開発組合
       ひぐらしの里中央地区市街地再開発組合
       ひぐらしの里北地区市街地再開発組合
設計 : 日本設計

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント 土木設計本部開発企画部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)日暮里・舎人ライナー : 日暮里・舎人ライナー(にっぽり・とねりライナー)は、東京都交通局が運営する案内軌条式鉄道(新交通システム)路線で、東京都荒川区の日暮里駅と足立区の見沼代親水公園駅間の9.7kmを約20分で結んでいる。2008年3月30日に開業した。

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