ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2011年5月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2011年1月号 2011年2月号 2011年3月号 2011年4月号
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  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2011年5月号 ヌーヴェル赤羽台B1・B2・C街区(3〜7号棟)

『不動産フォーラム21』2011年5月号表紙

戦後間もない昭和20年代の赤羽界隈には、芸術家志望の若者が集まって住み、いつしか「赤羽モンマルトル」と呼ばれた時期があったそうだ。その後、昭和30年代後半に日本住宅公団によって建設された赤羽台団地も、23区内では初めてとなる1,000戸を超える都市部モデル団地として、先進的な住棟の配置や多種類の間取りが導入され脚光を浴びた。
その赤羽台団地も、半世紀を過ぎる中で老朽化が顕著となってきており、また立地上の特性も生かそうと、交流できる都心近接住宅地の形成、地域に開かれた良好な環境のまちづくりをテーマに2000年より建替え事業に着手しており、2006年にはヌーヴェルA街区が先行して竣工している。
昨秋竣工したヌーヴェル赤羽台B・C街区は、国土交通省が良質な住宅ストックの普及を目的に、住宅供給者を対象に募集した「平成20年度超長期住宅先導的モデル事業」※)に採択された。
そこで評価されたのは、以下の先導的提案の実現により、数世代にわたり、優良な住宅ストックであり続けることを目指していることだ。
その先導的提案とは、UR都市機構が推進してきた機構型スケルトン・インフィル住宅(KSI)のノウハウをベースにした共用排水管の取り替えやすさや将来の間取り可変性の確保といったハード面での取り組みと、住棟間での景観調整(「デザイン会議」の実施)や、豊かな緑資源の活用などといったソフト施策からなる。

ヌーヴェル赤羽台

map

bloc plan

物件名称 : ヌーヴェル赤羽台3〜7号棟
所  在 : 東京都北区赤羽台
用  途 : 共同住宅、駐車場、駐輪場
竣  工 : 平成22年10月
敷地面積 : 14,235㎡  5号棟5,825㎡  6・7号棟12,172㎡
延床面積 : 3・4号棟29,247㎡  5号棟12,682㎡  6・7号棟26,995㎡
階  数 : 3・4号棟地上10階  5号棟地上12階  6・7号棟地上10階
高  さ : 3・4号棟32m  5号棟38m  6・7号棟34m
建築主 : UR都市機構
設  計 : 3・4号棟古谷誠章/NASCA、空間研究所、日東設計事務所
        5号棟CAt、市浦ハウジング&プランニング
        6・7号棟山本・堀アーキテクツ、みのべ建築設計事務所

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント 土木設計本部開発企画部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)超長期住宅先導的モデル事業 : 超長期住宅先導的モデル事業は、国土交通省が平成20年度にスタートさせたもので、超長期住宅に関する先導的な提案を広く公募し、それを評価・採択する。採択された事業については、モデル事業として国が費用の一部を補助する。この事業は、平成21年度から名称が「長期優良住宅先導的モデル事業」へと変更され、長期優良住宅の普及の促進に関する法律と関係付けられた。さらに、平成22年度からは名称が「長期優良住宅先導事業」に変更された。

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