ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2012年4月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2012年1月号 2012年2月号 2012年3月号 2012年4月号
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2012年4月号 東宝シアタークリエビル

『不動産フォーラム21』2012年4月号表紙

その昔──と言っても、今から40〜50年ほど前までのことだが、この界隈は、日比谷映画劇場、有楽座、日生劇場、東京宝塚劇場(旧)、芸術座(東宝本社ビル)などがひしめきあう一大興行街であった。
それが、1970年より始まった「東宝日比谷アミューズメント街再開発」により、日比谷映画劇場と有楽座は「日比谷シャンテ」に、東京宝塚劇場も新しく建て替えられ、かつて東宝本社ビルがあった当地には、同再開発計画の最後を飾る形で「東宝シアタークリエビル」が建ち、地域全体が生まれ変わった。
閉館した芸術座に代わり、1 階から地下2 階までを、611席を設けた演劇専用劇場「東宝シアタークリエ」、地上2 階以上を255室の宿泊主体型ホテル「remm日比谷」が占める複合ビルである。
このremm日比谷は、従来のビジネスホテルにありがちなベッドとバスルームのみといった客室構成を否定し、ホテルの基本である「快眠」をコンセプトに、オリジナルベッドのほかレインシャワー、マッサージチェアを導入し、コンパクトな中に先進性とホスピタリティを追求しつつ、リーズナブルな宿泊料も実現している。ビジネスユースの客ばかりでなく、場所柄観劇利用も多いという。また、女性専用に設けられたレディースフロアも好評のようだ。
千鳥配置※)された開口部が印象的な外装は、この地域で独特の存在感を示し、新たなランドマークとなっている。

東宝シアタークリエビル

map

bloc plan

物件名称 : 東宝シアタークリエビル
所  在 : 東京都千代田区有楽町1 − 2 − 1
用  途 : 劇場、ホテル、店舗
竣  工 : 平成19年10月
敷地面積 : 5,359㎡
延床面積 : 11,014㎡
階  数 : 地上18階、地下3 階
建 築 主 : 東宝
設  計 : 竹中工務店

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント 土木設計本部開発企画部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)千鳥配置 : 構成要素を互い違いに並べた配置。ジグザグ形の配置。

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