ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2012年12月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2012年1月号 2012年2月号 2012年3月号 2012年4月号
2012年5月号 2012年6月号 2012年7月号 2012年8月号
2012年9月号 2012年10月号 2012年11月号 2012年12月号
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  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2012年12月号 横浜三井ビルディング

『不動産フォーラム21』2012年12月号表紙

横浜みなとみらい21地区の横浜駅側玄関口に、また新しい中核施設ができた。この辺りは、2009年8月に日産自動車グローバル本社、続く10年10月には富士ゼロックスR&Dスクエアが建ち上がるなどして、年々街が活性化している。
このビルは、三井不動産の横浜地区におけるフラッグシップタワーとして、国際都市横浜をリードする、オフィス・商業・文化交流施設からなる複合ビルである。
整形で約560坪(奥行き17m)の無柱空間を確保した高層部のオフィスや、ゲートプラザとアーバンプラザという2つの外部空間と連続する低層部のモール・商業施設が特徴的だ。だが、このビルの最大の特徴は、「横浜から世界へ」をコンセプトにした新産業の創出・発信拠点としての役割だろう。新産業創世機能、国際交流機能、文化発信機能といった多様な機能の融合により、グローバルハブ※)を創造し、そこで発信される新たな産業が未来経済への波及を産み、国際都市横浜の次代を担うとする。
新産業創世機能としては、既にMICT(横浜国立大学未来情報通信医療社会基盤センター)が稼動し、情報通信技術と医療分野の融合による新たな産業・市場の創生を図っている。また、文化発信機能として、原鉄道模型博物館も開館した。
外観のデザインは、「波」「風」「帆」をキーワードとして、風を受けて世界へ、ひいては未来へ旅立つ「帆船」をイメージしたのだという。

横浜三井ビルディング

Map

Block Plan

物件名称 : 横浜三井ビルディング
所  在 : 神奈川県横浜市西区高島1-1-2
用  途 : 事務所、店舗、文化交流施設、駐車場
竣  工 : 平成24年2月
敷地面積 : 約7,799㎡
延床面積 : 約90,356㎡
高  さ : 約152m
階  数 : 地上30階、地下2 階、塔屋2 階
建 築 主: 三井不動産
設  計 : 日建設計

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント  執行役員 事業企画統括部長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※グローバルハブ : グローバルハブ(global hub)は国際的な拠点・中心地を指す。「ハブ」は、自転車の車輪の外周部と車軸を結ぶスポークが集まる中心部のこと。交通結節点という意味で「ハブ空港」「ハブ港」といった使われ方が一般化している。

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