ホーム > 『不動産フォーラム21』 今月の表紙(2014年2月号)
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『不動産フォーラム21』 今月の表紙

(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。

2014年1月号 2014年2月号 2014年3月号 2014年4月号
2014年5月号 2014年6月号 2014年7月号 2014年8月号
2014年9月号 2014年10月号 2014年11月号 2014年12月号
       他の年の「今月の表紙」は…

 『不動産フォーラム21』最新号の内容は…
  ((公財)不動産流通推進センターのウェブサイトへ)

2014年2月号 サザンスカイタワー八王子

『不動産フォーラム21』2014年2月号表紙

八王子市は、東京・多摩地域において最大の人口規模を誇り、古くから宿場町、織物の街、商工業、ニュータウン、学園都市へと時代の変化とともに、その特性を変えつつ発展してきた。
そうした中で、JR3線が結節するJR八王子駅周辺は多摩地域の商業・サービスの中心地として重要な役割を果たしてきたが、駅北口の発展に比べやや見劣りのする南口は都市基盤整備の遅れや土地の有効高度利用の必要性がかねてから指摘されていた。
もっとも、この八王子駅南口地区の再開発の機運は古く、約40年前にさかのぼる。準備組合が発足したのは約20年前の1991年、バブル経済崩壊の年だ。その後も粘り強く活動を続け、市街地再開発組合※)を設立したのは2006年、リーマンショックの前々年である。かように時代時代の経済状況に翻弄されながらも2010年の晩秋、東京23区以外では最高層となる「サザンスカイタワー八王子」が完成する。
低層部には駅前立地に相応しい、利便性が高く賑わいのある商業施設を、中層部には約2000席の新八王子市民会館「オリンパスホール八王子」等の公益施設や業務施設を、高層部には眺望豊かな集合住宅を配置している。住宅のリビングからは、東に新宿の高層ビル群を、西には丹沢山系や高尾山、晴れた日には富士山も見晴らすことができるという。
また、一体的に整備した1階の駅前広場や2階の「とちの木デッキ」は、JR八王子駅や建物周囲と有機的に接続され、南口都市基盤の整備促進や歩行者ネットワークの形成に寄与している。

サザンスカイタワー八王子

Map

Block Plan

所  在 : 東京都八王子市子安町4-7-1
用  途 : 共同住宅、店舗、事務所、劇場、公益施設、診療所
竣  工 : 平成22年11月
敷地面積 : 約10,279㎡
延床面積 : 約99,770㎡
高  さ : 約158m
階  数 : 地上41階、地下2階
事業主 : 八王子駅南口地区市街地再開発組合
基本設計 : タカハ都市科学研究所
実施設計 : 大林組

写真・図版・文 大場雅仁
㈱東急設計コンサルタント  執行役員 事業企画室長
(技術士・土地区画整理士・再開発プランナー)

※)市街地再開発組合 : 都市再開発法の規定に基づき、第一種市街地再開発事業を施行するために設立される組合。施行地区内の宅地について所有権又は借地権を有する者が5人以上集まって設立発起人となる。組合が設立されれば、施行地区内の宅地について所有権又は借地権を有する者全員が組合員となる(設立に反対した権利者も自動的に組合員となる)。

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