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『不動産フォーラム21』 今月の表紙(公財)不動産流通推進センター(旧 不動産流通近代化センター)編集・発行(発売:(株)大成出版社)の月刊誌『不動産フォーラム21』では、2009年1月号より、表紙及び表紙裏において、特徴のある都市開発プロジェクトを取り上げています。ここでは、その内容を転載するとともに、写真の別カットなども加えてご紹介します。
『不動産フォーラム21』最新号の内容は… 2015年1月号 ダイビル本館1925年に建てられ2009年までこの地にあった旧ダイビル本館は、旧京都駅などの設計で有名な建築家・渡辺節の手によるネオロマネスク様式※)の名建築であった。全面焦げ茶色のレンガ張りで要所にさまざまな彫塑が施された外観が出色で、とりわけ中央玄関上部のアーチに立つ「鷲と少女の像」が印象的だった。 所 在 : 大阪市北区中之島3丁目6番32号 写真・図版・文 大場雅仁 ※)ネオロマネスク様式 : ロマネスクは、10世紀末から12世紀にかけて西ヨーロッパに広まった中世建築様式。ネオロマネスクはロマネスク建築に着想を得た19世紀後半以降に見られる建築様式で、ロマネスク・リヴァイヴァルとも呼ばれる。「よく見られる特徴としては、丸いアーチ、窓の上の半円アーチ、蛇腹層(壁面の帯状の層)がある。本来のロマネスク様式に比べると、アーチや窓の装飾は単純化されている。」(ウィキペディア) |